“花散里" ヒカルが地球にいたころ……(8)
“花散里" ヒカルが地球にいたころ……(8) (ファミ通文庫)
- 作者: 野村美月,竹岡美穂
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2013/08/30
- メディア: 文庫
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みちるメイン回。
わりと予想していたような話ではあったけども、
観てるこっちが恥ずかしくなるような2人のやり取りがよかった。
みちるは今後は是光ハーレムからは一歩引く形になるのかな。
読んでて気になったんだけど、
このクラスの連中ちょっと酷くない?
是光が怖すぎて敬遠してるのはわかるけど(葵やみちるが心開いてる時点でそこまで恐れ戦く存在であるのかどうかも疑問ではあるが)、
だからってクラスの出し物に全く協力しないってのはどうなの?
なんかそこはおかしいなーと。
みちるに任せときゃいーじゃんって感じなのかな。
ちょっと違和感だった。
そしてラストはぱーぷるさんに葵さんにさらには正妻の夕雨さんまで大集合!
完全に修羅場じゃないですかーやだー。
帆夏と葵が闘っているけどこれ最強の夕雨さん帰ってきたらどっちも勝ち目ないよなあとか思ってたんだけど、
まさか本当に帰ってくるとは・・・。
しかも次の巻のタイトルが六条て。
夕雨と六条とか不吉な予感しかしないんですが。
先が全く読めない。
みんな報われる終わり方をしてもらいたいものだけど。
番外編は朝ちゃん。
ほんと、朝ちゃん大好きです。
「ああ。サンタクロースのコスプレでも、なんでもしてやるよ」
そう答えると、朝衣は顔を赤くした。
もうこの2行だけでたまらない。
巻を重ねる毎に残念な感じが滲み出てくるのがいい。
計算高い朝ちゃんだからこそ、空回りがよく似合う。
是光ハーレムからは脱落してる形ではあると思うけど、
まあある意味それは幸せなのかもしれんがw
でも是光と朝ちゃんの話はもっと読みたい。
文学少女みたいに短編集出ないだろうか。